200127 FPと樹脂成型の話
□設計編
・電気式燃料ポンプ(燃料噴射方式用)
この方式のポンプにはローラーベーン式と円周流式があり、低騒音、低脈動に優れる後者が主流である。
搭載方式もインライン式→インタンク式に移行しており、円周流式と組み合わせたインタンク式燃料タンクが用いられている。
インペラ外周にある羽根溝前後で液体摩擦作用により圧力差を生じ、これを多数の羽根溝が繰り返すことにより燃料を昇圧する。
□生産・品質・整備編
樹脂部品を製造するには、材料と成型加工および製品形状を得るための金型が必要。
充填量不足(ショートショット)、ウェルドライン予測、ひけ、反りなどの成型品外観対策や、適切部品形状を得るための構造解析を目的として、CAE(英: computer aided engineering)の導入が進められ、金型成型移行の部品品質作り込み期間の短縮が図られている。又CAEを利用しゲート壱、点数、大きさの設定やリブ補強の位置、形状等の設計にも利用されてきた。
へぇ~。。